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私たちが日常使用していることばは、ふだん私たちは意識していませんが、一定のきまりにしたがって表現されています。
もしことばの使い方がでたらめであったりしたら、自分が考えたり感じたりしていることを相手にきちんと伝えることができず、また、相手が伝えようとしていることの意味をちゃんと受け取ることもできません。
ことばが意味を持つものとして成り立つためには、一定のきまりにしたがって正しく用いられていなければならないのです。
ことばを正しく用いるために守らなければならないことばの使い方のきまりを文法と呼びます。
さて、現代の私たちが日常生活で使用していることばは、口語と呼ばれます。
本サイトで扱うのは、この口語についての文法です。口語についての文法は、学校、とくに中学校における国語教育で学ぶことになっていて、学校文法と呼ばれることもあります。
ちなみに、現代では使用しなくなった古い時代のことばを文語と呼びます。文語の文法については、高校国語科における「古文」で本格的に学習することになります。